(関連)AutoCAD2013以降
寸法値の近くに黄色い[!]のマークが表示される場合があります。
「!」(感嘆符)マークは、注釈モニターが[オン]に設定されている場合に表示されます。
注釈モニターとは、寸法図形が自動調整か非自動調整かを識別する機能で、非自動調整寸法の図形に対してマークが表示されます。
目次
非自動調整寸法の場合
図形編集後に寸法の位置や数値は更新されません。
自動調整寸法の場合
図形編集と同時に寸法の位置や数値が更新されます。
「!」を表示させない方法として、下記のいずれかを使用します。
・寸法を自動調整に変更する
・注釈モニターをオフにする
自動調整寸法へ変更する
「!」をクリックして、[寸法自動調整割り当て]を行います。
対象の寸法が自動調整寸法となり、「!」が非表示となります。
注釈モニターのオン/オフ
ステータスバーのアイコンを使用
ステータスバーの注釈モニターアイコンをクリックして、オンまたはオフにします。
オフの場合、併せて注釈モニターアイコンも非表示となります。
システム変数を使用
システム変数:ANNOMONITOR (初期値:-2)
[0]
注釈モニターはオン
[1],[-1]
注釈モニターはオン[1]およびオフ[-1]
ステータス バーのボタン(+)は、[1] と[ -1] の間で切り替わります。
[2],[-2]
注釈モニターはオン[2]およびオフ[-2]
重要な例外として、[-2] に設定した場合、モデル ドキュメントの編集イベントおよび更新イベントによって、設定が自動的に[2] に変更されます。
ステータス バーのボタン(+)は、2 と -2 の間で切り替わります。