ハッチングを削除すると、境界として作成した図形も選択し、一緒に削除されてしまう場合があります。
その原因は、ハッチングとその境界線が一緒に選択される設定となっているためです。
システム変数を使用して、この設定を変更することが可能です。
目次
設定ダイアログで設定する
(操作方法)
以下のいずれかの方法を選択して設定を表示
・メニューバー[設定]→[設定]
・ツールバー [設定]ボタン
・コマンド:SETTINGS
↓
[設定]ダイアログ
↓
[プログラムオプション]
↓
[選択]
↓
[指示スタイル] を展開
[関連付けハッチング選択]のチェックを外す
システム変数で設定する
コマンド:PICKSTYLE (初期値:1)
[0] グループ内の要素単位で選択/ハッチングのみを選択
[1] グループ単位で選択/ハッチングのみを選択
[2] グループ内の要素単位で選択/ハッチングと境界線が選択
[3] グループ単位で選択/ハッチングと境界線が選択
※[PICKSTYLE]はグループ選択とハッチング選択の設定ができるシステム変数です。
ハッチングを単体で選択できるようにする場合は[0]または[1]を選択します。
※[Ctrl]+[H]を使用すると、[PICKSTYLE]が[0]または[1]の場合は、[0]と[1]が交互に切り替わります。
同様に[2]または[3]の場合は、[2]と[3]が交互に切り替わります。