BricsCAD

Excelを表示する① OLE

Excelで作成した表をOLE(object linking and embedding)オブジェクトで表示する方法です。

表オブジェクトで表示する方法は こちら
図形(線オブジェクト・テキスト)で表示する方法は こちら

埋め込みOLEオブジェクト

作成元とリンクせず内容を埋め込むため、元のファイルを変更しても反映はされません。

(操作方法)
Excelの貼り付けたい範囲を選択

以下のいずれかの方法でコピーする
・Ctrl+C
・[ホーム]タブ→[クリップボード]パネル→[コピー]


BricsCADに移動

以下のいずれかの方法でペーストする
・Ctrl+V
・メニューバー[編集]→[貼り付け]

・コマンド:PASTECLIP

OLEが配置される

Excelの内容を変更する(埋め込みオブジェクト)

(操作方法)
対象のOLEオブジェクトを選択

以下のいずれかの方法でExcelを開く
・表内でダブルクリック
・右クリック→コンテキストメニュー→[OLEオブジェクト編集]

・コマンド:OLEOPEN

ワークシートが表示

Excel上で内容を修正して閉じる

OLEオブジェクトの内容が更新

※[リンクオブジェクト]の場合でもOLEからソースデータを開くことが可能です。

OLEリンクオブジェクト

作成元とリンクしたOLEを配置します。元のファイルを変更に合わせて内容を更新することが可能です。

(操作方法)
Excelの貼り付けたい範囲を選択

以下のいずれかの方法でコピーする
・Ctrl+C
・[ホーム]タブ→[クリップボード]パネル→[コピー]


BricsCADに移動

以下のいずれかの方法でペーストする
・メニューバー[編集]→[形式を選択して貼り付け]

・コマンド:PASTESPEC

[形式を選択して貼り付け]ダイアログ
・[リンク貼り付け]
・[貼りつける形式]:ワークシート
※[アイコンで表示]のチェックは外します。


OK

OLEが配置される

Excelを更新する(リンクオブジェクト)

既定では、リンク元の内容が変更されると自動で更新が行われます。
更新作業を手動に設定することが可能です。

手動に変更すると、[リンクを更新]操作を行うまでOLEの更新は行われません。

(操作方法)
以下のいずれかの方法を選択
・コマンド:OLELINKS
・メニューバー[編集]→[OLEリンクの設定]

[リンク]ダイアログ
[リンク]一覧より、対象のデータを選択
[更新]を手動に変更


閉じる

[リンク]ダイアログ

  • リンク
    • リンクオブジェクトの一覧が表示されます。オブジェクトの設定を変更するには、対象のオブジェクトをリストから選択します。
  • リンク元
    • ソースファイルのパス名が表示されます。
  • 種類
    • ファイル形式が表示されます。
  • 更新
    • 自動:ソースが変更されるたびに、自動的に更新されます。
    • 手動:[リンク]ダイアログの[今すぐ更新]を選択しない限り、更新されません。
  • 今すぐ更新
    • 選択したリンクを更新します。
  • リンク元を開く
    • ソースファイルが開き、リンク箇所がハイライト表示されます。
  • リンク元の変更
    • ソースファイルの変更を行います。ソースがファイル内の一部を参照している場合、項目名の欄に選択部分を表す文字列が表示されます。
  • リンクの解除
    • ソースとの関連付けを解除します。オブジェクトは埋め込みタイプに変更されます。
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