(関連)BricsCAD V20以降
BricsCAD V20の新機能として、「2Dパラメトリックブロック」が作成できるようになりました。拘束やパラメータを付加することで、挿入後にサイズを自由に変更できるブロックを作成できます。
拘束やパラメータを付加するには、リボン[パラメトリック]タブの[2Dジオメトリ拘束]パネルと[2D寸法拘束]パネルからコマンドを選択します。
目次
2Dジオメトリ拘束
図形の状態や図形間の関係を拘束します。
[固定]
指定した点や図形をその位置に固定します。
[一致]
2つの点を一緒に拘束、または点を図形に拘束します。
[同心円]
円、円弧、楕円、楕円弧の中心点が同一になるように拘束します。
[同一直線上]
線分が同一直線上に配置されるよう拘束します。
[平行]
線分が互いに平行になるように拘束します。
[直交]
線分が互いに直交するように拘束します。
[正接]
2つの図形が互いに、または延長線上で正接するように拘束します。
[水平寸法]
線分または2つの点を、現在の座標系のX軸に平行になるように拘束します。
[垂直寸法]
線分または2つの点を、現在の座標系のY軸に平行になるように拘束します。
[スムーズ]
スプラインが別のスプライン・線分・円弧・ポリラインと流体幾何学的な連続性を保持するよう拘束します。
[対称]
選択した線分を軸にして、2つの図形や点が対称になるように拘束します。
[同じ値]
選択した円弧・円が同半径になるように、または線分が同じ長さになるように拘束します。
2Dパラメトリックブロックの挿入
(操作方法)
[BMINSERT]コマンド
↓
[挿入するファイルを選択]ダイアログ
↓
ブロックファイルを選択→開く
↓
挿入位置を指定
ブロックのパラメータの変更
(操作方法)
ブロックを選択
↓
[プロパティ]パネル→[パラメータ]→項目の値を変更
V21新機能:配列パラメータ(2Dパラメトリックブロック) はこちら
V21新機能:可視性パラメータ(2Dパラメトリックブロック) はこちら