(関連)AutoCAD 2015以降
AutoCAD2015以降のバージョンでは、ハッチング作成後にオブジェクトプロパティ管理などで線種を変更した場合、画面表示や印刷プレビューに線種が反映されません。
これは、AutoCAD2015から追加されたシステム変数「HPLINETYPE」によって、ハッチングの線種が制御されているためです。
システム変数:HPLINETYPE (初期値:OFF/0)
[off]/[0] 割り当てられた線種に関わらず、ハッチングパターンで定義された線種が表示されます
[on]/[1] 割り当てた線種が反映されます
※設定変更後、すぐに反映されない場合は、再作図(コマンド:REGEN)を行います。
※AutoCAD2015以降では、ハッチングのパフォーマンスとメモリが強化されていますが、
[HPLINETYPE]をONにした場合はこの恩恵が受けられません。
線種設定を変えるのではなく、ハッチングパターンに実線以外の線種を割り当てて使用することが推奨されています。