CADの資格の種類と問われるスキル
2019.08.30
- CAD・BIMオペレーター
記事ライター:キャドテク編集部
設計業界やものづくりの現場において、欠くことのできない道具であるCAD。
CADの資格にはたくさんの種類があり、どれを取得すると良いのか迷ってしまう方も多いようです。ここではそんな疑問を解決していきます。
目次
CADの資格について
CADは土木業界や建設業界を始めとし、自動車業界や電気製品の設計と、様々な設計業界で使われています。業界によって、問われる知識やスキルが違うので、資格にも様々な種類があります。
受験にかかる費用や、必要な経験など、詳しくみていきたいと思います。
CADの資格1:建築CAD検定試験
建築CAD検定試験には、准1級、2級、3級、4級の4等級があります。受験資格は特に規定されていないので、自分のスキルに合った級を自由に選択して受験する事ができます。ただし、4級に関しては、高等学校の団体受験のみとなっているので、一般の人は受験する事はできません。
・受験料
准1級:14,400円(税込)
2級:10,300円(税込)
3級:10,300円(税込)
4級:3,100円(税込)
・試験の実施について
試験の実施は、准1級は10月、2級・3級は4月と10月の年2回実施されています。
試験時間は以下の通りです。
准1級 13:00〜17:10の4時間10分
2級 13:00〜18:00の5時間
3級・4級 10:00〜12:00、13:00〜15:00、16:00〜18:00(3つの時間帯のうちいずれか2時間が試験時間)
・受験方法について
会場に設置されている機器を使用して受験するか、自分のパソコンを持ち込んで受験するかを選択する事ができます。
・受験会場について
一般社団法人全国建築CAD連盟のホームページで発表される希望の会場で受験することが可能です。受験前に必ず公式ホームページをチェックしましょう。
CADの資格2:オートデスク認定試験
オートデスク認定試験とは
オートデスク認定試験は、機械設計や建設土木業界で広く利用されるAutoCADやAutodesk Revit Architecture、Fusion360の開発販売元であるオートデスク社が、自社製品のスキルを認定する為に作ったライセンスです。
オートデスク認定試験には、初級者向けの「オートデスク認定ユーザー」と「オートデスク認定プロフェッショナル」に大きく分けられます。
オートデスク認定ユーザー
オート認定ユーザーには「AutoCADユーザー」「Revit Architecture」「Fusion360」と3種類があります。
各ソフトを使用して、設計業界で実務をおこなう基礎的な知識と、基本的な操作スキルが備わっている事が試されるライセンスです。
受験資格については、いずれも特に定められておらず、誰でも受験する事が可能です。
・AutoCADユーザー
AutoCADユーザーの試験は、選択式と実技式の両方で行われます。試験は会場に設置されているPCで実施され、問題数は全30問です。
ソフトを操作して解答する実技問題がメインとなっています。試験時間は50分、70%以上の正解率が合格ラインになります。
・Revit Architecture ユーザー
試験は会場に設置されたPCを利用して行い、選択式と実技操作の両方で実施されます。
30問の問題が出題され、試験時間は50分となっており、73%以上の正解率が合格ラインとされています。
問題によって「多義選択」「ホットスポット形式」「シミュレーション形式」と解答方法が分かれています。
多義選択……選択肢の中から正解を選び出す
ホットスポット形式……解答する図の中から正解の位置をクリックする
シミュレーション形式……問題で指示された内容を実際にAutodesk Revitで操作して解答する
・Fusion360ユーザー
Fusion360ユーザーの試験は、実技操作でおこなわれます。他ユーザー試験同様、会場に設置されているPCで試験が行われ、問題数は全30問です。
試験時間は75分で、70%以上の正解率が合格ラインとなっております。指示に従い実際にPCを操作して、問題に解答します。
受験会場はオートデスクのHPにて発表されるので、受験予定の方はチェックしましょう。受験料については、オートデスク認定事務局で確認できます。
オートデスク認定プロフェッショナル
オートデスク認定プロフェッショナルは、中級者や上級者が対象となる認定ライセンスです。
製品ごとに対応した、「AutoCADプロフェッショナル」と「Autodesk Inventorプロフェッショナル」の二種類のライセンスが用意されています。
試験の内容は、中級者以上を対象としているライセンスなので、複雑な操作とモデリングの問題が中心です。合格者は製品に対するプロレベルのスキルを有していると認定されます。
全世界共通のライセンスなので、国際的な舞台で活躍するエンジニアにも価値のある資格だと言えるでしょう。
・AutoCADプロフェッショナル
試験時間120分で行われ、全35問が出題されます。試験はあらかじめ会場に用意されたPCを使用し、実技操作によって解答、80%以上の正解率が合格ラインとされています。
・AutodeskInventorプロフェッショナル
試験時間120分で行われ、全35問が出題されます。試験はあらかじめ会場に用意されたPCを使い、実技操作によって解答、71%以上の正解率が合格ラインとされています。
受験会場はオートデスクのHPにて発表されるので、受験予定の方はチェックしましょう。受験料については、オートデスク認定事務局で確認できるようです。
CADの資格3:CAD利用技術者試験
CAD利用技術者試験とは
CADで設計を行う企業からの信用も高く、就職や転職の際に一定のスキルを持っていると企業にアピールできるでしょう。
一般社団法人コンピュータ教育振興会という、非営利法人が主催している資格で、CADを扱う業界において、最もポピュラーなライセンスのひとつと言って良いでしょう。
CAD利用技術者試験は、「二次元CAD利用技術者試験基礎」「二次元CAD利用技術者試験」「三次元CAD利用技術者試験」と3つに分けられます。
「二次元CAD利用技術者試験基礎」については、CADやCAD周辺システムの知識を検定する試験になります。「二次元CAD利用技術者試験」「三次元CAD利用技術者試験」は実際にCADを使い作図する実践的なスキルを検定するライセンスです。
二次元CAD利用技術者試験基礎
実務に直接精通する能力というより、基礎的な知識を有している事を証明するためのライセンスです。
これから実務の中でCADを使用する人が、製図やシステムに関する知識をこの試験によって明らかにします。
試験の対象者は、「使い始めた人」、「工業高校や高等専門学校に在籍している」など、これから仕事でCADを利用する人です。受験資格は特に定められていないので、経験が全く無い方でも受験する事ができます。
試験内容は、CADや製図についての基礎知識や、ネットワークやPCについての基本的な内容が問われます。受験料は4,000円(税別)です。
試験時間は50分、PCによる選択方式でおこなわれ、正答率70%以上が合格ラインとされています。
なお、試験はインターネットで受験する事ができるIBT方式を採用しています。
二次元CAD利用技術者試験
1級と2級の2つの等級に分かれており、更に1級は、「建築」「機械」「トレース」の3分野に分かれています。
CADを利用している企業で就労している人全てを対象としており、企業の中で製図業務を行う人だけでなく、営業や販売の職種に就く人も対象となります。
試験内容は、CADシステムの概要や基礎知識と、製図についての知識の二分野に分かれています。問題の構成は、概ね知識に対する問題が6割、製図に対する問題が4割といった構成です。
受験資格は特に指定されていないので、未経験の方でも受験する事ができます。ただし、2級に合格していないと、1級を受験する事はできません。受験料は5,500円(税抜)です。
試験時間は1時間で、試験はPCによる選択方式となります。合格基準点は、足切り点が設定されており、各分野5割以上の得点が必要かつ、総合点で7割以上の得点で合格となります。
受験場所は、会場型コンピュータ試験システムを採用しているので、指定を受けたパソコンスクールなどのPCを利用して受験する事になります。
三次元CAD利用技術試験
「SOLIDWORKS」「Inventor」「CATIA V5」「Cimatron」「NX 8.5」などのソフトを使用して行われる試験で、ソフトやソフトのバージョンによって、試験の会場が分かれています。
等級が2級、准1級、1級の3つに分かれており、自動車や機械設計の技術者を対象としたライセンスで、建築土木系のエンジニアやCADオペレーターは対象としていないライセンスです。
・2級
試験内容は、三次元CADシステムやモデリング、三次元CADを利用したシミュレーション、データ管理、セキュリティについての知識を問うような内容になっています。
受験資格は、特に指定されていないので、未経験の方でも受験する事が可能です。7,000円の試験料が必要で、試験時間は1時間です。
2級に合格すると、準1級と1級を受験する権利が得られます。
・準1級
準1級は三次元機能を実際に使った部品の作成や、二次元図面から三次元モデルを作成する知識や、データ管理の知識が問われます。
3次元CAD利用技術者試験2級合格者であれば受験することが可能です。受験料は、10,000円で、試験時間は2時間となっています。
・1級
1級については、三次元モデリングの基礎知識と、文章による3Dモデリングの問題、3DCAD上で部品の組み立てなどが出題されます。
準1級同様、3次元CAD利用技術者試験2級に合格した方であれば受験をすることができます。受験料は15,000円、試験時間は2時間です。
試験は実技とマークシート方式の筆記試験となっており、合格するためには足切り点が設定されているので、各分野での正答率が50%以上、総合点で70%以上の得点を獲得する必要があります。
CADの資格4:Vectorworks操作技能保持者認定試験
建築デザインの業界で広く普及している建築系CAD、Vectorworksの利用技術について問われるライセンスです。以前は、基本編となる「ベーシック認定試験」と「マスター認定試験」の2つがありましたが、現在は基礎となる「ベーシック認定試験」のみ実施されています。
Vectorworks操作技能保持者認定試験のベーシック認定試験の試験内容は、Vectorworksの基本的な作図とフォトレンダリング機能全般の知識が問われます。受験時間は50分です。
ベーシック認定試験を受験するための資格は特にありません。 ベーシック認定試験の受験料は3240円(税込)で、試験方法はCBT形式を採用しているので、自宅でもインターネットに接続したPCで受験する事が可能となっています。
CADの資格5:CAD実務キャリア認定制度
CAD実務キャリア認定制度とは
CADの使用に関するスキルや能力を認定するライセンスです。「3次元CADトレーサー認定試験」「3次元アドミニストレーター認定試験」「CADアドミニストレーター認定試験」の3つに分かれています。
3次元CADトレーサー認定試験
試験内容は、事前課題と実際の試験の両方で評価されます。3次元モデリング能力や作図するスキルが試されます。受験資格は特にありませんので、未経験の方でも受験する事ができます。
受験料は一般が13,400円、学生は9,300円となっています。試験は自宅で行うことになります。DXFで提出できるソフトであれば、使用するソフトは自由です。
3次元CADアドミニストレーター認定試験
事前課題と実際の試験の両方で行われます。3次元モデリング能力や作図するスキルが試されます。こちらも受験資格は特にありませんので、未経験の方でも受験する事ができます。
受験料は一般が10,300円、学生が6,200円です。試験は自宅でおこなわれ、DXFで提出できるソフトであれば、使用するソフトは自由です。
CADアドミニストレーター認定試験
二次元CADの操作スキルや図学について問われ、実技試験によっても合否が判定されます。3次元CADトレーサー認定試験などと同様に、受験資格は特にありません。未経験の方でも受験する事ができます。
受験料は一般が7,200円、学生が5,200円となっています。自宅で受験することが可能で、DXFで提出できるソフトであれば、使用するソフトは自由です。
CAD資格習得前に揃えておくもの
CADを習得する為に必要な道具を紹介します。
・パソコン
・攻略テキスト
・ソフト
・プリンター
ソフトを操作するためには、タブレットなどの端末ではなく、通常のパソコンとマウスが必須です。
CADソフトについては、始めはフリーソフトをダウンロードして使ってもよいでしょう。テキストについては操作方法を説明するWEBサイトを利用する方法もあります。
試験に合格するための対策
筆記試験対策
・専門用語はしっかり理解しておく
筆記試験では、用語集などを用いて、できるだけ専門用語を理解しておくことが大切です。試験では設計知識が要求されることはもちろんですが、パソコンの専門用語についても理解しておいてください。
専門用語が理解できていなければ、問題すら理解できませんので回答することもできません。基本的に試験は時間が限られていますので、専門用語が何を指しているものなのか考えている時間もムダな時間が過ぎていくだけです。試験前に用語集などを参考に勉強しておくことをおすすめします。
・過去問を解く
実際に過去問を解くことで、自分の苦手な問題を把握し、重点的に学習しておくことも試験合格のための対策のひとつです。
過去問を初めて解いた際に、あまり良い点数が取れないこともあるかもしれません。ですが、気にする必要はありません。過去問を解くことは自分の弱点を探す、ということが目的です。自分の弱点を見つけたら、解答に書かれている解説をしっかり読み、理解できるまで追求するようにしてください。
こういった苦手な部分や不明点をできるだけなくすことが、試験合格のための一歩と言えます。
・試験の出題傾向から対策を練る
試験によっては製図の基本問題が出題されることもあります。実務経験のない方にとって、製図に関するすべてのことを理解するのはなかなか難しいかもしれません。そのため、資格試験の勉強を行っていく際は出題されやすいポイントを絞って、重点的に学習することがおすすめです。
製図の問題で出題されやすいポイントは、下記の5つがあげられます。
・正しく寸法を記入すること
・正しい形状の断面図を選ぶこと
・正しい形状の投影図を選ぶこと
・線の種類(一点鎖線や破線など)を正確に理解できている
・図面の尺度や用紙・様式を正確に理解できている
これらはオペレーターとして就職した後の実務においても大変重要なポイントとなっていますので、わからない点があった場合はそのままにせず、理解できるまでしっかりと反復学習するようにしてください。
実技試験対策
・まずはテキストから始める
実技試験の対策として、とにかく実践することが大切です。学習用のテキストなども市販されていますので、そういったテキストを利用してソフトに慣れていくとよいです。
学習用テキストといってもさまざまな種類がありますので、実際に中身を確認しながら、分かりやすいものや自分が進めやすいテキストを選ぶことがポイントです。
・スムーズな製図を学ぶなら動画サイトで学ぶのもひとつの手
学習用のテキストで学習していても、文字だけではわかりにくい部分もあると思います。そういった場合は、インターネットで検索して、YouTubeなどの動画サイトで操作を解説している動画を見て、学ぶこともひとつの手です。
実際に操作している様子を動画で見ることができますので、テキストでは分かりにくい操作も理解しやすいです。
・対策講座を受講して他の人の操作を見て・習得する
インターネットやYouTubeなどの動画サイトだけでは分からないこともあるかもしれません。操作面でわからない部分をそのままにしておいては実際に試験に合格して就職できたとしても、仕事になりません。学習を進めていくうえで、自分ではどうしても解決できないことがあれば、スクールで対策講座を受講することをおすすめします。
疑問点は先生や他の受講生などの分かっている人に直接教えてもらうことが早くて確実です。
また、他の人の操作を見ることで、自分が行っている操作より早く操作できる手法を身につけることもできるかもしれません。そういった意味でも対策講座などの受講はおすすめと言えます。
・とにかくたくさん問題を解く
操作の知識を身につけたら、とにかく沢山の過去問を解くことが大切です。1度だけでなく、繰り返し過去問を解くことでCADの操作をしっかりと身につけることができることはもちろん、よりスムーズな操作を身につけることができます。
CADの資格は就職に役立つのか?
就職に必ずしも資格が必要な訳ではない
資格は転職や就職に必ず必要なものではありません。就職しようとしている企業の業種によって、資格を取得してもあまり業務で活かされない場合もあります。
しかし、資格取得を目指すことで、CADに対する知識を深めることができます。自分の目指す業界や企業で本当に必要な知識やスキルを得られる試験を選択し、勉強する事が大切です。
自分の実力をアピールできる
CAD資格は、法人が運営しているものが多く、社会的にも信用が高いライセンスであると言えます。スキルがあることを客観的に証明できるため、就職活動の中で大きなアピールポイントとなるでしょう。
企業によっては、初級を含むライセンス必須としている場合や、上位の資格を持っていなければならない場合など、様々な条件があります。
就職や転職の面接などで、資格をアピールするには、取得した目的を面接官に明確に説明し、もしも一緒に働く事になった場合、どのようにスキルや知識を活かすことができるのかを、説明できるようにしておくと良いでしょう。
結論:CADの資格は一定の知識やスキルレベルを持つ証明になるもの
一口に資格試験と言っても、様々な種類がある事がおわかりいただけたのではないでしょうか。
もしも就職や転職でアピールする為に資格の取得を考えているのであれば、自分が就職を考えている業界で、主に使われているソフトや、作図の方法をよく調べてから、受験する試験を決定し、勉強に取り組む必要がありそうです。
試験に合格したからと言って、業務で何かができるようになるとは限りませんが、一定の知識やスキルレベルを持つ証明になるため、勉強の励みにもなる事でしょう。スキルアップのためにも、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
CADの知識や技術を得たら転職・就職活動を始めよう!
求人の探し方
・求人サイトからCADオペレーターを探す
インターネットで「CADオペレーター 求人」と検索すると、沢山の求人サイトが出てきます。それぞれサイトによって特色はありますが、勤務地や収入などの条件を選ぶことで、自分の希望に合った情報を探すことが可能です。ただし求人サイトはCADオペレーター以外の職種も取り扱っていますので、自分の希望に合った募集をみつけるのに時間がかかる可能性もあります。
また、求人の中には事務と兼務など専業の仕事でない場合もあるので、募集要項はしっかり読んで応募するようにしてください。
・スクールなどで学んだ場合は、就業先を紹介してもらう
スクールなどに通う場合、資格取得時に就職先を紹介してくれたり、就職の相談窓口を設けているスクールもあります。スクールなどからの紹介は、スクールでCADのスキルを学んだということを就業先も把握できているため、未経験であったとしても、比較的就職しやすいといえるかもしれません。
学んだあとすぐに就職を考えているのであれば、就業先を紹介してくれるなどのサポートがあるスクールを選ぶこともおすすめです。
・ハローワークを利用する
ハローワークは、地域に密着した求人を取り扱っているほか、求人サイトにはない中小企業の案件が出ていることがあります。地元企業に就職したいのであれば、ハローワークの利用も検討してみてください。
ただし、ハローワークで出されている求人は、よくある求人情報サイトよりも情報量が少なく、仕事内容や採用企業の特徴がわかりにくいことがありますので、インターネットなどを通じて自分で調べたり、応募の際によく確認することが必要です。
・CADオペレーターの職種に特化した派遣会社で求人を探す
派遣会社には特定の職種や業界に専門特化した会社があります。CADオペレーターを専門に取り扱っている会社や、建設業界に特化した派遣会社であれば、自分のレベルや希望に沿った求人を見つけやすいと言えます。
また、教育研修が充実している派遣会社であれば、ソフトに関する講座が開かれていたり、ソフトの操作を練習できる学習室を完備していることもあります。そういった環境を上手に利用すれば、オペレーターとして働きつつ、スキルアップもできるので、将来的に幅広い仕事をすることができる可能性もあるかもしれません。
転職・就職を成功させるために大切なこと
転職・就職を成功させるためには、CADオペレーターとしてどんなキャリアを積んでいきたいかという自分自身の考えや、そのキャリアに向かって新しいことを学んでいく姿勢が大切です。
CADの資格取得もキャリアのための1つのステップです。ただ何となく目指すのではなく、その資格がどのようなものなのか、どうしてそれを取りたいのかを明確にしておいてください。
これにより、転職・就職の面接などの際にも、自分の意欲を企業に伝えることができるようになり、転職・就職活動もスムーズに進められると言えます。