CADオペレーターの仕事は女性向き?生活スタイルに合った仕事を見つける方法とは
2019.05.30
- CAD・BIMオペレーター
記事ライター:キャドテク編集部
女性でもバリバリ第一線で活躍したい方、子育てをしながらほどよく働きたい方、ライフステージによって様々な希望があると思います。
ここでは、多くの女性が活躍するCADオペレーターの仕事内容や女性が活躍する理由についてご紹介します。
目次
CADオペレーターの仕事とは
どのような仕事?
CADと呼ばれる製図支援ソフトの操作を専門的に行う仕事です。
設計者とコミュニケーションを取り、設計図をCADで図面化してデータ化します。作図作業、作図後の修正作業や調整作業、データの管理や複製なども業務に含まれます。
CADは現在「モノづくり」を行う分野では欠かせないものになっており、建築や機械分野、自動車、航空機、プロダクトデザインやジュエリーなどに至るまで幅広い業界で使用されています。そのため、CADオペレーターの活躍の場はかなり広いといえるでしょう。
実際の仕事の流れとしては、デザイナーや設計者からの指示を受けてCADを操作し、依頼どおりの図面を作成し、設計者のチェックを受けます。作図が完了しても、製品が完成するまでは何度も修正作業が発生します。
修正依頼があると、指示の通りに修正を行い、設計者のチェックが入るという作業を繰り返します。並行してデータの複製や共有、管理なども行います。
雇用形態はさまざまです。直接企業などに雇用されて正社員やパートタイマー、アルバイトとしての就業もありますし、派遣社員として働くというスタイルもあります。
CADオペレーターが多く活躍している建築業界などでは派遣として働くことが多い傾向にあるようです。多様な働き方が可能なため、年収や給与などは一概には言えませんが、フルタイムの正社員だと年収300万円~、派遣社員などの場合は時給約1,500円以上がほとんどのようです。
経験やスキルによってはより高額になることもあります。
設計者との違い
設計者との違いですが、設計者は作ろうとしているものの仕組みを熟知しどのように設計するか、建築基準法や消防法など法律に関する知識、それらを図面や口頭などで正確に関係者に伝える事が求められます。
対してCADオペレーターの仕事は、設計者から指示された内容を正確に受け取り、その情報を図面に反映させるのが仕事です。
設計補助との違い
設計補助との違いについてですが、広義的な意味において、CADオペレーターが行なう業務も、設計補助の中に含んでいる場合もありますが、厳密にいうと両者は異なる業務と言えます。
設計補助は字の如く、設計業務のアシストをするのが主な仕事です。
設計とは、作図をする行為そのものを設計と呼ぶこともありますが、「制作する物体を具現化する為、思考検討した結果を図面や仕様書で表現」することです。
業務においては、設計の内容まで理解して作図する事は無いので、設計の補助にはあたらず、どちらかというとCADソフトの操作技術者となります。設計業界の古い言葉で言うなら、「作図工」と呼ばれていた、図面を制作するプロフェッショナルに該当します。
ただし、実際の業務において、たとえば土木であれば土木の専門用語や作図表現が求められ、建築においては専門知識や独自の表現が必要になります。
つまり業界専門のCADオペレーターとして活躍するには、図面を作図できるだけでは足りず、ある程度は専門的な知識も必要となるので、現実的には設計補助とCADオペレーターの業務を明確に区別することは難しいと言えそうです。
CADオペレーターに求められる性格や能力
求められる性格とは
・細かな作業が苦にならない
作図作業は繊細な図面と一日中向き合うことになるので、細かな作業が苦にならない几帳面な性格の方が向いている業務です。
ひとつのことに長時間取り組める人や、少しずつ地道にものをつくりあげていくのが好きな人は適正があると言えます。
・集中力がある
CADオペレーターの業務は、長時間パソコンの画面と向き合って進めていく仕事です。設計者からの指示を正確に汲み取る必要があります。
設計者が考えたものを最後にアウトプットする業務なので、小さなミスが大きなミスに繋がることも多く、同じ職場で働く設計クルーに迷惑をかけないためにも、高い集中力が求められます。
・コミュニケーションがとれる
CADオペレーターの仕事は、基本的にデスクに向かい一人でおこなう時間が長い仕事ではありますが、コミュニケーションの能力も必要とします。
設計者やデザイナーの指示を正確に理解し、図面に反映させなければいけません。時には設計者やデザイナーに質問したりする必要がある場面もあるでしょう。
設計する構造物が大きくなれば、仕事に関わる関係者の数も増え、多くのスタッフや、他のCADオペレーターとも関わることになるので、コミュニケーション能力があると重宝されることでしょう。
求められる能力
・オペレーションの能力
CADオペレーターに一番求められる能力は、オペレーション能力です。
ソフトによって色々なコマンドがあり、CADオペレーターはコマンドの特性をよく理解し、どの場面で、どのコマンドを利用すると、イメージした図形を素早く作成できるのかを考えて、作図する必要があります。
コマンドを上手に使い素早く作図することが、CADオペレーターの腕の見せどころです。
働く職場によって、使用しているソフトも違いますが、そのCADの特性を理解し、できるだけ早く使いこなすことが求められます。
・上手にストレスを発散できる能力
先にもご紹介した通り、一日中パソコンの前で細かい作業を行なうので、上手にストレスを逃がすことも必要です。
ストレスや疲労が溜まると、仕事のミスにも繋がり、大きな失敗に繋がることもあるので、適度に休憩を挟みながら、ストレスを発散させることが重要となります。
・チームワーク・コミュニケーションスキル
CADオペレーターは、一日中パソコンに向かい、一人でコツコツと作業をすすめるイメージもある職業ですが、人との関わりもある仕事です。
設計者やデザイナーの意図を正確に理解する事はもちろんですが、質問があれば後回しにすること無くすぐに確認することも必要です。
また、制作しようとする構造物の規模が大きくなればなるほど、多くの関係者が仕事に関わることになり、複数人が分担して作図作業をおこなうことになります。
CADオペレーター同士で、図面の変更点を確認したり、図面同士の整合性を確認しながら作業をすすめる必要がでてきます。
職場によっては、クルーとしての連携能力を重視しており、高いチームワークを求められる場合もあるので、周りのスタッフと連携して、チームワークやコミュニケーションをとる能力が必要です。
CADオペレーターは女性に向いている?
専門の知識を必要とする技術職ですが、女性の方も多く活躍している職種でもあります
CADオペレーターはコンピューターを使用したデスクワークが業務の中心となり、力仕事などはそれほど多くないため、女性でも働きやすい職種です。またCADを操作しての作図作業は細かく正確な作業が求められます。
そのため、女性の特性に合った仕事といえるのではないでしょうか。
また、フルタイムで働く正社員以外にも、アルバイトや派遣社員など、幅広い働き方が用意されているのも女性が多く活躍している理由の一つでしょう。
女性のライフプランは多様化している時代です。一時的に出産や育児などで仕事の現場を離れたとしてもCADオペレーターとしての専門性を身につけておくと、ライフステージの変化によってさまざまな働き方が可能になります。
子育てなどでフルタイムは難しくても、派遣社員やアルバイトとして働く選択が可能です。実務経験を重ねて人脈を作り、スキルも十分であればフリーランスとして在宅で働くことも可能です。
こうしたことを踏まえると、CADオペレーターは女性に向いている職業であるといえるのではないでしょうか。
CADオペレーター業界における女性の活躍事情
女性の割合とは
建設土木業界を始めとして、電気や機械などの業界は、どちらかというと男性が活躍する職場だと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、近年は建設業界でも女性を積極的に採用する企業が増えてきており、中でもCADオペレーターは、ものづくりの業界の中で女性が活躍しやすいポジションであると言えます。
現在、国内の主要企業で働くCADオペレーターの男女比は男性7割ほどで女性が3割ほどとなっており、まだ男性主体の職場ではありますが、これから女性が更に多くなることが予想されており、これから女性の活躍が更に目立つ職業になるでしょう。
企業側も女性が働きやすいように、ライフスタイルに合わせ、派遣やアルバイト、パートの他、在宅勤務など、様々な雇用形態を整えているようです。
平均年収
正社員として働いた場合の平均年収は、約430万円となっています。
派遣社員の平均的な給与は時給1,600円程度、パートやアルバイトの場合は平均時給は1,000円程度です。働き方によって、給与に大きな差があるようです。
また、男女別に給与を比較すると、若干は男性の方が高い収入になりますが、募集時点での男女の給与の差はありません。働き方のスタイルによって年収は異なってきますが、基本的に企業側は、性別に関係なく個人のスキルによって給与を決定していると言えるでしょう。
働き方とは
求人情報を見ると、「正社員」「派遣社員」「アルバイト・パート」「在宅ワーク」「副業」など様々なスタイルで募集されています。
建築コンサル、土木設計、機械設計、電気設計など、各設計業界のハローワークの求人情報を詳しく見ると、派遣社員として募集している場合が多いようです。
これは、企業が繁忙期だけ人員を増やし、ピーク時の仕事量に対応し、繁閑期には人件費を削減したいという経営上の戦略があるようです。
近年、女性が活躍できる職場として認識されつつあるCADオペレーターですが、「結婚」「出産」「育児」など生活環境の変化によって、多様なスタイルで働くことができるのが魅力となっています。
企業によっては、雇用形態だけでなく、就業時間など、個人の環境に合わせ選ぶことができるので、ライフステージによる環境の変化にも対応しやすい職種と言えるでしょう。
子育てとの両立は可能か
女性は、出産や育児という生活環境の変化によって、職場を辞めざるをえなくなるケースもあります。一方で、育児や家事と仕事をうまく両立しながら、働き続ける女性もいますが、職場環境によっては、難しい場合もあるようです。
また、設計の一端を担っている設計補助としての役割が多いCADオペレーターの場合は、残業が多かったり、休みが取りづらかったりする場合が多く、両立が難しいこともあります。
この点に関しては、職場環境が大きく関わってくるため一概には言えませんが、他の職業と比較すると子育てをしながらでも続けやすい仕事と言えるでしょう。
なお、これまで設計者として仕事をしてきた方が、子育てを両立するために、比較的残業が少ないCADオペレーターに転向するケースもあるようです。
資格は必要?未経験からCADオペレーターの仕事に就くには
CADオペレーターの仕事に就くには
CADを習得するスクールに通い操作を身につける方法、職業訓練校に通う方法などがあります。
より高い専門性を身につける為、建築や土木、インテリアなどの専門学校に入学する人や、夜間大学に通い知識を取得する人もいます。
職業訓練校やスクールでは、学習の成果を試す方法として、資格の取得を目指すようすすめることが多いようです。
しかし、資格については、取得が就職で特段有利になるといったことはなく、あくまでもスキルを図る為の指標と考えるのが良さそうです。
もしも、資格取得をひとつの目標に設定するのであれば、面接などでアピールできるよう、どのような事を学ぶ為に取得したのかを明確に説明できるようにしておくと良いでしょう。
CADの資格は、他と比較して沢山の種類があるので、資格を狙う場合は、勉強をすることで、習得できる内容を事前によく調べてから挑戦するようにしましょう。
仕事をするのに、年齢はあまり関係ありませんが、ソフトのアップデートなどにも柔軟に対応できたり、知識の習得能力が高かったりという点から、20代〜30代にはじめた方が、良いチャンスに恵まれそうです。
関連する資格一覧
CAD利用技術者試験
一般社団法人コンピューター教育振興協会が主催している試験です。3次元と2次元に分かれており、3次元は更に1級、準1級、2級に分かれており、2次元は、1級、2級、基礎に分かれています。
■3次元CAD利用技術者試験 1級/準1級
・試験日
前期・後期の年に2回
だいたい7月頃と12月頃におこなわれるようです。
・試験時間
1級 120分
準1級 120分
・受験資格
2級合格者
・申込期間
試験開催日の約2か月前頃から1ヶ月前頃に申し込み可能です。
・合格発表
試験開催日から約1ヶ月頃
■3次元CAD利用技術者試験 2級
・試験日
3次元CAD利用技術者試験1級、準1級同様に、7月頃、12月頃の年に2回おこなわれています。
・試験時間
60分
・受験資格
特になし
・申込期間
こちらも1級、準1級同様に、試験開催日の約2か月前頃から申し込みができます。
・合格発表
試験開催日の約1ヶ月後
準1級、2級もしくは1級、2級の併願受験が可能となっています。
■2次元CAD利用技術者試験 1級(建築、機械、トレース)
・試験日
6月頃、11月頃の年に2回。
・試験時間
80分
・受験資格
過去の1級有資格者
2級有資格者
・申込期間
前期、後期ともに試験開催日の約2か月前から申し込みが始まります。
・合格発表
試験開催日の約2か月後
■2次元CAD利用技術者試験 2級
・試験日
申込手続完了次第随時実施
申込手続完了次第、随時実施されています。
・試験時間
試験会場のスケジュールにより日程が異なる
・受験資格
特になし
・申込期間
年度末の最終試験開催日の約1ヶ月前まで申し込み可能
・合格発表
試験終了後、即時発表
■2次元CAD利用技術者試験 基礎(IBT)
・試験日
2級同様に、申込手続完了次第、随時実施されています。
・試験時間
試験時間は特に制約なし
・受験資格
特になし
・申込期間
年度末、最終試験開催日の約1ヶ月前まで申し込み可能
・合格発表
試験終了後、即時発表
1級は、回答枠のダウンロードが必要です。
建築CAD検定資格
年間1万人近くの人が受験する国内最大級のCAD検定試験です。等級は、准1級、2級、3級、4級に分かれており、就職してすぐに活かすことができる実践型の資格である点を特徴としています。
■一般受験と団体受験
2つの受験方法があります。
・一般受験
一般受験はスクールや認定校に通うこと無く、資格取得を目指す社会人の方のための受験方法です。
全国の受験会場で、会場にあるパソコンとそのパソコンに導入されているソフトを利用して受験するもしくは、自分のノートパソコンを持参して受験するか選んで、試験を受けることになります。
・団体受験
団体受験は、CADを学ぶことができる認定校をはじめ、大学、短大、専門学校、高校、職業訓練校、スクールに通っている生徒が、学校で受験する方法です。
4月、7月、10月、1月と年に4回行っており、希望者が1名からでも受験することができます。
現在(2019年12月時点)、試験を受験することができる認定校は全国に約690校あり、それぞれの教育機関が予め設定した日時に受験することができます。
オートデスク認定資格プログラム
国家資格ではありませんが、世界的にシェアのあるオートデスクが認定している資格なので、世界中どこでもオートデスクのスキルを持っていることを証明することができます。
これまで20万人以上の人がオートデスク認定資格プログラムを受験し、認定資格を取得しています。
・試験日
4月、10月の年2回
・試験内容
オートデスク認定ユーザー:選択式と実技形式
オートデスク認定プロフェッショナル:ツール、機能、一般的なタスクに関する知識を評価
・合格基準
プロフェッショナル/AutoCAD : 80 % 以上、Inventor : 71 % 以上
ユーザーAutoCAD / 70 % 以上
Revit Architecture / 73 %以上
Fusion 360/ 70 %以上
・合格率
不明
テクニカルイラストレーション技能試験
テクニカルイラストレーションとは工業製品のカタログや取り扱い説明書などで目にする、製品や製品に使われる部品の立体図のことです。2次元の平面図や断面図からでは立体のイメージが伝わりにくい場合、テクニカルイラストレーションを用いると立体をイメージしやすくなります。
この立体図を作成するための技能を証明する資格が、テクニカルイラストレーション技能試験です。
等級が1級、2級、3級に分かれており、学科試験と実技試験から合否が判定されます。
試験実施のスケジュールは毎年、3月の上旬に公表されます。
女性がCADオペレーターとして活躍するために必要なこと
CADを操作できるスキルが身についていることが前提です。
ソフトには、特定の分野の製図に特化した専用CADと、CADが使用されている分野であれば通用する汎用CADがあります。
建築業界などで用いられる汎用ソフトであるAutoCAD、Jw-cadなどの基本的な操作方法や図面の知識を習得していることはもちろん、素早く対応できるスキルを持ち合わせておく程度のスキルは持っておきたいところです。
また、現場によっては取り扱うソフトが異なります。1つのソフトだけではなく、いくつかのソフトをマスターしておくことで、より幅広くお仕事を探すこともできるでしょう。
女性CADオペレーターの今後
将来性
今後の需要についてですが、一部ではCADのBIM化やAIの進歩などによって需要が失われるのでは?といった声もあるようですが、まだまだ需要がある職種です。
しかし、建築士が直接ソフトを使用して図面を修正することも多くなってきているため、CADを使い設計者に言われるがまま図面のトレースをできるだけでは需要は少ないといえるでしょう。
活躍するには、作図作業の他に、何か別の武器が必要になってきているのかもしれません。
AutoCAD、jw_cad、VectorWorksなど、多くの設計事務所でシェアのあるCADを使いこなせる人、さらには作図作業のほかに、専門的な知識を有する人の需要は高まっている傾向にあります。
正社員を目指すには
正社員になるには、図面の修正や設計者から指示された内容を図面に反映させる以上のスキルが必要になってきています。
設計の世界にパソコンが取り入れられ、ドラフターによる手描き図面から、CADによる作図に移行したデジタル作図黎明期には、設計の知識やスキルは持っていてもパソコンには疎い、といった年配の設計士が多く、そんなエンジニアをサポートするため、CADオペレーターが重宝されたという背景がありました。
しかし、黎明期に若手だったパソコンに強い世代が、現在第一線で設計士として活躍しているので、トレースができるだけの人の需要は少なくなってしまいました。
したがって、これからCADオペレーターが正社員として活躍する為には、設計の領域に知識やスキルを広げる必要があると言えます。
完全に設計者と同じスキルを身に付けるまでは難しくても、作図作業の中で、図面の間違いを発見できるスキルを身に付けたり、設計者やデザイナーを目指す前提でCADを習得していくことが正社員としての今後の道も開けてくることでしょう。
派遣社員は今後も一定の需要が続く
正社員であれば、前述の通り設計者やデザイナーを目指す前提でCADの知識を習得、経験を積んでいくことが大切だと紹介しましたが、派遣社員の求人を見ると、図面の作成や修正だけができればよいという求人も多くあります。
BIMなど新技術によって作図作業も少しずつ自動化がすすんでいることもあり、需要がなくなるのではと不安を抱える人も多いですが、複雑な設計作業では人の手による細かな修正作業が必ず必要となるので、CADオペレーターという職業は今後も残っていくことでしょう。
さらに、設計者が直接ソフトを使って図面を引きなおしたりすることも多く、繁忙期だけ雇いたいという企業や設計者もいるため、CADオペレーターの需要は今後も続くことが見込まれています。
できるだけ早い段階で、CADの操作はもちろん、関連する職種の専門的な知識、一般事務などのスキルを身につけていれば、自分の求める働き方のスタイルでの就職・転職がしやすくなり、企業から求められる存在となるでしょう。
まとめ
ここでは、CADオペレーターの仕事が女性向きなのか?といった内容についてでしたが、結論としては、結婚後にバリバリ第一線に復帰しないまでも、育児や家事と両立しながらなどライフスタイルに合わせた働き方ができる仕事であるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ただし、企業から求められるCADオペレーターとして働いていくのであれば、早い段階から経験を積み、設計やインテリアデザイナーなどの専門的な知識を身につけることが重要なポイントと言えます。
結婚や出産などのライフステージの変化が大きい女性にとって、CADオペレーターは魅力のある仕事と言えるのではないでしょうか