現場事務の求人は多い?雇用形態や仕事に就くまでの流れ
2019.05.29
- 建設業界で働く
記事ライター:キャドテク編集部
建設業の現場事務は、工事を裏から支え、あらゆる業務に携わりますが、いったいどのようなお仕事なのでしょうか。
ここでは、現場事務のお仕事や、現場事務の求人について解説していきます。現場事務に就きたい方は必見です。
目次
現場事務とは?
建設現場で必要なさまざまな事務業務を、現場事務と言います。現場監督や技術職の方を事務の立場からサポートするお仕事になります。
現場事務の仕事内容
書類や請求書の作成や掲示物の作成など、幅広い業務に対応します。
また、場合によってはCADデータの修正を依頼されることもあり、パソコンを使用してデータの修正や印刷などを行います。
電話の取次ぎや、来客時のお茶出し、お弁当の手配なども現場事務のお仕事で、宅配便や郵便物の受取や発送も業務に含まれています。
働く場所は?
工事現場に設置したプレハブや、現場の近隣にあるオフィスやマンションの一室を借りている場合など、現場によって様々です。
服装は?
服装は、現場によって異なりますが、服装自由であることが多く、通常のオフィスに通勤するよりもカジュアルな格好です。また、制服を採用しているところや、作業着・ジャンパーを貸与してくれる現場もあります。
現場事務の業務は、工事の規模に関わらず、建築物が完成したときに、やりがいを感じることができます。このように、現場事務は工事を円滑に進めていくために、なくてはならない存在です。
現場事務に関する求人の雇用形態は?
現場事務の求人には、正社員や派遣、パートやバイトなどの雇用形態があります。
その中でも特に、派遣社員や契約社員など、働く期間が定められている有期雇用の求人が多い傾向にあります。
派遣社員、契約社員、パートやバイトなど雇用形態の違いに限らず、お仕事内容や職場環境は募集している現場によって異なります。
場合によっては、働いている現場の工事が終わった後でも次の現場にシフトして働くことができる場合もあります。期間限定の募集だから、正社員ではないからといった理由で幅を狭めず、お仕事を探してみると良いでしょう。
現場事務の求人を見つける際のポイント
現場事務の求人を見つける際に、重要なポイントをご紹介します。働くエリアや雇用形態、注意点など、求人を見つけるための選び方を見ていきましょう。
働くエリア
工事現場での仕事のため、ビジネス街や都心以外の現場も多く存在し、あまり求人が多くない地域で求人募集がされることも珍しくありません。ビジネス街や都心以外での現場となる場合、交通手段がない、通勤が面倒という理由から応募を躊躇してしまう方もいらっしゃいますが、現場によっては、最寄り駅から現場まで送迎バスが出ていることもあります。
また、求人によっては交通費が支給されることもあります。交通費支給の有無と時給とのバランスを考えて応募するようにしましょう。
まずは、ご自宅からの通勤経路を確認してみてください。案外、通いやすい地域での仕事かもしれません。
雇用形態
前述した通り、現場事務の求人には正社員、派遣、アルバイト・パートなどがあります。雇用形態だけで判断せず、仕事内容の詳細や待遇、工期等を確認して、より自分に合った職場を見つけてください。
職場環境
現場事務の仕事は、会社や工事現場の規模、工事内容によって、職場の人数や人員構成、施設環境が異なります。事務員においても複数名で仕事を分担する場合もあれば、一人で事務を引き受ける場合もあります。
様々な現場で経験を積んでいくことで、どんな現場にも対応できるスキルを身につけることが可能です。
福利厚生について
社会保険の加入や、有給休暇の付与条件、その他福利厚生については、採用される企業によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。