BricsCAD

要素の無い点を指定する:一時トラッキング(TT)

直接スナップできるオブジェクトが無い場所でも、近辺のオブジェクトのスナップ点から延長して、目的のポイントを指示する方法です。

コマンド操作中に点を指定する際このコマンドを使用すると、次の点は一時的な仮の基点となります。続けて距離や方向を入力することで、本来の基点を指示します。

※[複数の一時的なトラッキングポイント(TK)]とは異なり、仮の基点は1回のみとなります。

一時トラッキング

(例)円の中心から離れた点を線の開始点にする


※[極モード]の設定で、[2:図形スナップトラッキングで、極トラッキング設定を使用]を有効にします。
極角度でパスを表示する方法は こちら

操作方法

コマンド:LINE

開始点を指定する状態で
・コマンド:TT

コマンドラインに[一時トラッキングポイントを指定:]と表示


円の中心を選択

[一時トラッキング点]が終了
LINEの1点目を指定
※極トラッキングが使用できます。

※パスが表示された状態で[Shift]キーを押すと、パスの色が赤く(既定値)表示され、ロックされます。


カーソルで方向、キーボードで距離を指示(例:60度方向に500)
指定した点から線が作成される

FacebookTwitterLine

当サイトに掲載されている内容、及び操作方法などに関しては質問をお受けしておりません。
当サイト内の文章、図面、写真、その他の知的財産権は弊社株式会社アクト・テクニカルサポートに帰属します。
利用者は、弊社に無断で、使用(複製、送信、譲渡、転載、二次利用等を含む)することは禁じます。
その他免責事項等、当サイトご利用についてはこちらをご確認下さい。

キーワード検索

CADを生かした求人を多数ご紹介 お仕事検索