タイプ複製で設定したシステムファミリのタイプを、他のプロジェクトでも使用する方法です。
目次
事前準備
コピー元、コピー先のプロジェクトファイルを、一つのアプリケーションで開きます。
※異なるバージョンの場合、Revitでは、下位バージョンに対するコピーはできません。
下位バージョンのファイルにタイプコピーを行う場合は、上位のアプリケーションで開く必要があるため、ファイルのバージョン形式が上位のものに変換され、下位バージョンでは開けなくなります。
コピーを使用する
個別にファミリタイプをコピーする方法です。
(操作方法)
コピー元ファイルを表示
↓
[プロジェクトブラウザ]
[ファミリ]から、対象のタイプが表示されるまで展開
↓
タイプ名の上で右クリック
表示されるメニューより[クリップボードにコピー]を選択
↓
コピー先ファイルを表示
↓
[ファイル]タブ→[クリップボード]パネル→[貼り付け]を展開
[クリップボードから貼り付け]
プロジェクト標準を転送
複数のタイプをコピーする方法です。
ファミリタイプ以外にも、プロジェクトの設定を転送することが可能です。
(例)コピー元の壁タイプを一括でコピー先に転送する
(操作方法)
コピー先のファイルを開く
↓
[管理]タブ→[設定]パネル→[プロジェクト標準を転送]
↓
[プロジェクト標準を転送]ダイアログ
コピー元のファイルを選択
転送する項目にチェックを入れる
↓
OK