分数表記を水平、または斜線のスタイルなど数値を積み上げる表現に変更する方法です。
マルチテキストの文字を使用します。
目次
分数表記を変更する
(操作方法)
以下のいずれかの方法を選択
・分数入力後に[Space]キーを押下
・編集状態のマルチテキストで、分母となる数値の後ろにカーソルを置いて[Space]キー押下
↓
分数表記が変更し稲妻のマークが表示
↓
稲妻マークを押下
↓
表示されたメニューより[斜線]または[水平線]を選択
↓
テキストエディタを終了する
※文章の途中にある分数表記を変更する場合
(操作方法)
対象の分数部分を選択→右クリック→[スタック]
↓
分数表記の文字を選択
↓
稲妻マークが表示
※以降の操作は上記と同様です。
スタックを解除する
分数表記を変更した文字列を選択して、右クリックから[スタック解除]するか、稲妻マークから表示されるメニューより[スタック解除]を選択します。
スタックのプロパティ
文字
分子/分母
分子と分母の数値を入力します
外観
スタイル
スタック文字のスタイル形式を指定します
分数(水平線):水平線を使用した分数を表示します
分数(斜線):斜線を使用した分数を表示します
許容差:分子欄の数値を分母欄の数値の上に配置します
数字の間に線分は入りません
小数点揃え:[許容差]のように、線を入れずに数値を重ねて表示します
分子、分母の小数点を位置合わせします
位置
上/中心/下で文字の位置合わせを行います。オブジェクト内のスタック文字に対して共通に反映されます。
文字サイズ
スタック文字のサイズを、現在の文字スタイルのサイズの割合(25~125%)でコントロールします。
既定
新しい設定を既定値として保存、または現在のスタック文字を直前の既定値に復元します。
自動スタック
[自動スタックのプロパティ]ダイアログが表示されます。[自動スタック]は、カレット[^]、スラッシュ[/]、シャープ[#]記号の直前および直後の数字だけをスタックします。
自動スタックのプロパティ
自動スタックを行う
カレット(キャレット)、スラッシュ、シャープ記号の前後に入力された数字を自動的にスタックします。
(例)1#3 に続けて有効な特殊文字またはスペースを入力した場合、[1#3]は自動的に斜線分数[1/3]としてスタックされます。
[/]を使用した分数の際、斜線形式・水平線形式のどちらに変換するか指定します。
前の空白を除去
整数と分数の間の空白を除去します。