他の図面ファイルに挿入する際の挿入単位を設定することが可能です。
想定より小さい(または大きい)サイズで挿入されてしまう場合など、ブロック側で設定されている挿入単位や、図面ファイルの挿入単位を確認・修正する方法です。
また、ブロック作成時に挿入単位を指定することが可能です。
目次
ダイアログから挿入単位を確認・変更する
(操作方法)
下記いずれかの方法を選択してダイアログを表示
・アプリケーションメニュー→[図面ユーティリティ]→[単位設定]
・コマンド:UNITS
・メニューバー[形式]→[単位管理]
↓
[単位管理]ダイアログ
[挿入単位]
挿入されるコンテンツの尺度単位の一覧から尺度変更
↓
OK
システム変数から挿入単位を確認・変更する
システム変数:INSUNITS (初期値:テンプレートの設定に基づく)
[0] 単位なし
[1] インチ
[2] フィート
[3] マイル
[4] ミリメートル
[5] センチメートル
[6] メートル
※[7]以降はAutoCAD[INSUNITS]ヘルプ参照
ブロック作成時に単位を設定する
ブロック定義時に、ダイアログでブロック単位の設定が可能です。
[ブロック定義]ダイアログ
[設定]
[ブロック単位]
一覧より単位(または[単位なし])を指定
※ブロックファイルの挿入単位を[単位なし]に設定すると、挿入先ファイルの挿入単位に応じて尺度変更されます。
その場合、[ソースコンテンツ単位]の指定も[単位なし]であることを確認してください。
[ソースコンテンツの単位]の設定は こちら
※INSUNITS(挿入単位)は挿入時の単位に対する設定となり、作図単位の設定とは異なります。
また、コピー&ペーストの操作にも対応しません。
※ダイナミックブロックに対してはサポートされていないため、尺度が正しく表示されない場合があります。