ARCHICAD

25新機能:部分的に重なる要素を検索する

(関連)ARCHICAD25

ARCHICAD25では試験機能の一つとして、[線形重複チェック]が使用できるようになりました。

この機能を使用すると、同じ線形要素(壁・柱・梁・ポリライン)同士が重複しているかどうかチェックすることが可能になります。
要素の基準線、または基準点について、一部または完全に重複しているものを識別します。

※この機能は試験機能として搭載されており、曲線要素上では機能しません。

試験機能を有効にする

[線形重複チェック]を使用するためには、試験機能を有効にする必要があります。

(操作方法)
メニューバー[オプション]→[作業環境]→[追加オプション]


[作業環境]ダイアログ
[追加オプション]

[試験機能]メニューを展開
[線形要素の重複チェックを有効化]にチェックを入れる


OK

線形重複チェック

(操作方法)
メニューバー[編集]→[線形重複チェック]


[線形重複チェック]ダイアログ
チェック範囲やチェックタイプをアイコンで選択

[チェック開始]


同タイプが重複している要素がハイライトされる

部分的な重なりでも識別が可能です。

線形重複チェック結果の詳細を確認する

線形重複チェックで重複が確認された場合、重複箇所の一覧を確認できます。

(操作方法)
線形重複チェックで重複を確認

メニューバー[ウインドウ]→[パレット]→[案件オーガナイザ]

[案件オーガナイザ]
重複箇所が案件として表示


案件をダブルクリック

[案件マネージャ]が表示


[ハイライト]の要素をダブルクリック

対象の要素がズームされる

※重複の解消後、[線形重複チェック]を[再チェック]すると[案件オーガナイザ]より案件が削除されます。
※プロジェクトを終了するまで、一度チェックを行った[線形重複チェック]のボタン表示は[再チェック]のままとなります。

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