イベントコンパニオンの選考は厳しい?活躍できるまでの道のりを解説

イベントコンパニオンは人気もあり、一般的なアルバイトに比べ給料も高い傾向にあるため、イベントコンパニオンとして働きたいと思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

しかし、イベントコンパニオンになるためには厳しい道のりを歩んでいかなければなりません。ここでは、イベントコンパニオンになるための方法やその魅力についてご説明しています。

人気のイベントコンパニオンとして活躍できるのは一握り!その条件とは

イベントコンパニオンというお仕事は、その見た目の華やかさとは裏腹に大変な仕事です。とくに人気のあるイベントコンパニオンとして活躍できる人はほんのわずかだと言って良いでしょう。

イベントコンパニオンになるためには本人の努力も大切ですが、ある程度の天性というものも必要とされます。例えば、容姿やスタイルの良さです。

イベントコンパニオンは、各企業の顔となる存在ですので、人目を引くために若々しく整った顔立ち、スタイルが必須と言えます。

また、人と接するコミュニケーションスキルや、人前に立つ度胸も必要です。

お客様と企業をつなぐ懸け橋となる存在ですので、明るく、屈託なく振る舞える人でなくてはお仕事をこなすことができません。当然、知らない人や苦手な人に接するという度胸も必要になってきます。

そして、いかに企業の商品やサービスをうまくアピールできるか、顧客の心をつかめるか、といったことがポイントになってきます。

どれか一つの条件だけずば抜けていればイベントコンパニオンの資質があるというわけでもなく、すべてをバランスよく持っていなければなりません。

条件ひとつにしても、イベントコンパニオンへの道は厳しいものだといえるでしょう。

イベントコンパニオンになるまでの道のりは厳しい

イベントコンパニオン事務所への登録

イベントコンパニオンになるためには、まずはイベントコンパニオンの事務所へ所属することから始めなくてはなりません。

イベントコンパニオンの事務所と言ってもその数は多く、その中から自分の希望に合ったイベントコンパニオン事務所を見つけましょう。希望とする事務所が見つかったら、事務所への登録を申し込みます。

ただし、事務所への登録にも面接が伴います。この面接を通過しなければ、イベントコンパニオン事務所への登録すらできないのです。

登録後にも厳しい書類選考が待ち受ける

一般的な飲食店のアルバイトなどでは、面接をクリアすれば、そのまま仕事を始めることができますが、イベントコンパニオンにおいては、事務所に登録すれば自動的に仕事が来るわけではありません。

イベントコンパニオンの仕事は、イベントごとにクライアント企業で書類選考が行われ、企業や商品イメージに合う、イベントコンパニオンを選考します。その選考にクリアしてはじめて、イベントコンパニオンとして表舞台に立つことができるのです。

書類審査で主に見られるのは、容姿、身長や体重、スリーサイズ、これまでの経験などです。

場合によっては書類選考後にオーディションが開催されることも

イベントやクライアント企業によっては、書類選考後にオーディションが開催されることもあり、有名な大規模のイベントなどでは、3次以上のオーディションが開かれることもあります。

注目度の高いイベントであれば、それだけ審査は厳しいものとなります。容姿や容貌に加えて、接客能力や商品・サービスの説明スキルなども見られることになります。つまり、その人の立ち居振る舞いがもっとも大切な要素になってくるわけです。

このような、クライアント企業によって行われる書類選考やオーディションはイベントが開催される都度行われます。すなわち、イベントコンパニオンを目指している人にとってはその一回一回の審査が真剣勝負になってくるわけです。

厳しい道のりではありますが、その分、晴れてイベントコンパニオンになれば嬉しいこともたくさんあります。もちろん対人スキルを磨くこともできますし、幅広い人脈を培うことも可能です。何よりも、大勢の人に注目してもらえるという魅力があります。

イベントコンパニオンとして活躍できるのは一握り

イベントコンパニオンという職業は見た目に反してとても厳しい世界となっています。まさに、イベントコンパニオンとして活躍するためには狭き門を通らなくてはいけないわけです。

その一方で、厳しい道のりをくぐり抜けてきた人にだけしか感じることのできない魅力もたくさんあります。

たとえば、日給が高いのもそのひとつでしょう。

イベントコンパニオンの人気が高い理由としても、日給が高いことがあげられます。イベントコンパニオンの給料は、1日1万~1万5千円が相場です。一般的な飲食店のアルバイトなどに比べても高額なことが分かります。

最近では、英語や韓国語、中国などが話せるバイリンガルやトリリンガルのイベントコンパニオンの需要も高くなっており、その場合、バイリンガルは1万5千円程度、トリリンガルは2万5千円程度が相場となっています。

また、メディアで活躍できる可能性を秘めているのもイベントコンパニオンの魅力と言えるでしょう。

有名な大規模のイベントであれば、メディア撮影が入ることも多く、日常では出会わないメディア関係者が訪れることもあります。メディア関係者に関わらず、大手企業の社長など上層部の人が来場することも考えられます。

メディア関係者が来場しているからと、芸能界への道が開かれるということはレアケースですが、そのような方々と人脈を築ける可能性があることは今後の人生にとって何かしらの影響をもたらしてくれるかもしれません。

確かに、イベントコンパニオンへの道のりは厳しい道のりが待ち受けており、途中であきらめる人もいるかもしれません。しかし、イベントコンパニオンとしての仕事は、イベントコンパニオンでの仕事でしか経験できないものも多く、自分自身を成長させてくれるとても魅力的な仕事です。

イベントコンパニオンに興味があるならば、まずは事務所への登録で第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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