イベントコンパニオンはどんな人におすすめ?適性や魅力に迫る
- 2020/1/20
- イベントコンパニオン
たくさんの人の注目を浴びて活躍するイベントコンパニオンは、若い女性に人気のある職業です。しかし、誰もが簡単になれる、というわけではありません。
ここではイベントコンパニオンはどんな人に適性がありおすすめなのか、またイベントコンパニオンの魅力についてもお届けします。
目次
若い女性におすすめの仕事“イベントコンパニオン”
イベントコンパニオンはどういう仕事?
イベントコンパニオンは各種イベント会場、展示会場などにおいてお客様と接し、クライアント企業とお客様をつなぐことが主な仕事です。製品のPRや受付、案内など、さまざまな業務を担当します。
学生のアルバイトとしてはもちろん、本業として働いている20代女性も多く、若い女性に人気のある仕事といえるでしょう。
イベントコンパニオンとして活動するには事務所に登録し、仕事ごとに書類のみもしくは、書類選考後にオーディションを受ける必要があります。
イベントの多い東京などの首都圏や大阪などはイベントコンパニオンの仕事を取り扱う事務所も多く、イベントコンパニオンに必要な知識やマナーを身につけるコンパニオンレッスンを行う事務所もあれば、所属してしまえば担当者からの連絡があるのみという事務所もあり、事務所の個性もさまざまです。
イベントコンパニオンの仕事内容は幅広い
・製品のPR
クライアント企業のブースで製品の横に立ったり、手に持ったり実際に使用したりしながらお客様に製品をPRする業務です。お客様の興味を引くような会話術やプレゼンテーション能力、製品知識が必要とされます。
・アンケート業務
お客様にアンケートをお願いするのもイベントコンパニオンの業務です。製品を体験した方、説明を受けた方にアンケートをお願いし、回答していただきます。
・サンプリング
製品のサンプルやカタログ、パンプレットなどをお客様に手渡す仕事です。ただ漠然と配るのではなく、製品やクライアント企業に興味を持ってもらえるよう渡すタイミングや会話に工夫が求められます。
・受付・各種案内
クライアント企業のブースの受付や来客対応などもイベントコンパニオンの仕事のひとつです。
また、イベントコンパニオンの仕事はイベントや展示会だけではなく、学会や株主総会、セミナーの受付などもあります。そういったビジネス系の現場では特に落ち着きや社会人として恥ずかしくないマナーが求められるといえるでしょう。
イベントコンパニオンにはこのように幅広い仕事があるのです。
イベントコンパニオンが人気かつおすすめの仕事である理由
おすすめの理由1「給料が高額」
イベントコンパニオンの日給相場は1万円~1万5千円程度です。イベントコンパニオンとして活躍している中心年齢層である20代女性に多い販売などの一般的なアルバイトと比較すると、イベントコンパニオンの給料は高額といえます。
働く上で給料は非常に重要です。高額な給料がもらえることはイベントコンパニオンがおすすめの仕事である大きな理由のひとつです。
現在では外国語に対応できるコンパニオンの需要が高く、給料もより高額になる傾向があります。相場としてはバイリンガルで1万5千円、複数言語に対応可能な場合は2万5千円程度になります。
おすすめの理由2「一握りの人しかできない特別感」
イベントコンパニオンは誰もが簡単になれるというわけではなく、モデル並みの美貌や整ったプロポーションが求められます。
容姿端麗な女性でなければできない仕事であり、華やかな衣装を着てたくさんの人の注目を集める仕事でもあるのでイベントコンパニオンに憧れる女性も多く、イベントコンパニオンとして働くことはステータスになるでしょう。
また、若さも求められるので18歳から20代後半までと活躍できる期間も短く、イベントコンパニオンとして活躍することは選ばれた人が限られた期間だけできる仕事である、という特別感があることもイベントコンパニオンが若い女性におすすめの仕事である理由のひとつといえます。
おすすめの理由3「人脈が広がる」
イベントコンパニオンが活躍するイベント会場には一般的なアルバイトでは出会うことがないような著名人やメディア関係の方、企業の上層部の方などさまざまな立場の方が来場します。
そこで得た人脈によってイベントコンパニオン引退後の就職先を紹介してもらったり、結婚に結びついたりするなど、キャリアアップや人生のステップアップにつながる可能性があるのです。
レアケースではありますが、スカウトされてモデルやタレントなど芸能界への道が開けることもあります。
仕事を通してさまざまな人脈を築きたい方にはおすすめの仕事であるといえるでしょう。
おすすめの理由4「友だちの輪が広がる」
イベントコンパニオンは18歳~20代後半の女性が中心年齢層です。その中でもイベントの趣旨に合ったイベントコンパニオンが選考されるので、一つのイベントで集められるイベントコンパニオンは年齢が近いことが多く、同性の友達ができやすいです。
同性の友達が欲しい、友人の輪を広げたいと考えている方にはイベントコンパニオンはおすすめです。また同業の友人同士で仕事情報を交換し合えるという仕事上のメリットもあります。
おすすめの理由5「積極性や度胸が身につく」
イベントコンパニオンは、どのような現場であっても人前に出ることに変わりはありません。大きなイベント会場ではたくさんの人の視線を集めることもあります。その上自らお客様に働きかけて製品のPRをしたり、サンプリングをしたりしなければなりません。
そのためイベントコンパニオンとして活躍していると、度胸や積極性が身につきます。人前に出ることに慣れたい方、積極性を身につけたい方にはおすすめの職業です。
おすすめの理由6「女子力アップが期待できる」
イベントコンパニオンには美貌と整ったプロポーションが必要とされるため、体形を維持するのはもちろんスキンケア、ヘアケア、衣装に合わせたヘアメイクなどの研究も必要です。
そうした努力はイベントコンパニオンには欠かせないものであり大変に感じることもあるかもしれませんが、仕事を通して常に美しさを保てるとともにメイクなどの技術も磨かれていくので、女子力アップはかなり期待できるでしょう。
おすすめの理由7「大きな達成感を味わえる」
イベントコンパニオンの仕事がおすすめである理由のひとつには、大きな達成感が得られることも挙げられるます。
自分の接客によってお客様に笑顔になっていただいたり、お礼を言われたりすることがあれば大きな喜びを感じ、やりがいにつながります。
また、一つのイベントにはたくさんの人が関わっています。
スポンサー企業の担当者や仲間のイベントコンパニオンはもちろん、会場のスタッフなどのたくさんの人とコミュニケーションを取り、力を合わせてイベントを盛り上げ、成功につなげた時の達成感は他では味わえないものです。
イベントコンパニオンはどんな人におすすめ?
容姿端麗
おすすめの理由でも少し説明しましたが、イベントコンパニオンはクライアント企業のイメージを背負って立つ存在であり、クライアント企業や製品をよく見せるために容姿端麗であることは絶対条件といえます。
一定以上のレベルの美貌、どんな衣装でも着こなせる整ったプロポーションを持っている方にはイベントコンパニオンはおすすめできる仕事です。
容姿の美しさの基準は時代によって変化し、現在は個性が重視される時代ともいえます。完璧なマネキンのような美女ばかりがイベントコンパニオンになる、というわけではありませんが、それでも人並み以上の美しさ、プロポーションの良さは活躍できるイベントコンパニオンの必須条件といえるでしょう。
コミュニケーション能力が高い
イベントコンパニオンはたくさんのお客様に接する仕事です。年齢や男女問わずどなたにも好感を与え、満足していただけるコミュニケーションができなければなりません。
またお客様だけではなく、一緒に働くスタッフともコミュニケーションをとらないと仕事は円滑に進まないでしょう。
イベントコンパニオンは人に接することが好きであり、高いコミュニケーション能力を持つ人におすすめの職業です。
体力があり自己管理ができる
イベントコンパニオンは、基本的に休憩時間以外は立ちっぱなしであり、暑さ寒さに関わらず屋外での仕事もあります。イベント会場で、笑顔で素敵な衣装を身につけている姿からは想像しにくいかもしれませんが、実際はかなりの重労働であり体力のいる仕事です。
そのためイベントコンパニオンとして働くには体力があることはもちろん、普段から体調管理ができることが求められます。体力に自信があり、日頃から日常生活に気を配り体調を整える努力をしている人にはおすすめできるでしょう。
イベントコンパニオンとして活躍するまでの流れ
おすすめの職業“イベントコンパニオン”になるための第一歩
イベントコンパニオンとして活躍するには、まず事務所に所属することが必要です。
事務所に所属するには面接をクリアしなければなりません。人気の事務所になると求められる容姿のレベルも非常に高く、所属するのすら困難、ということもあります。
東京などの首都圏や大阪などの大都市は開催されるイベント数も多く、イベントコンパニオンの事務所もたくさんあります。事務所の個性を把握して、自分の希望にあった事務所を探して面接を受けましょう。
事務所選びの重要性
イベントコンパニオンとして活動していくにあたり、事務所選びは重要なポイントといえる部分です。
まずはイベントコンパニオンとして、どのようなイベントで働きたいかを考えてみましょう。メディアにも登場するような大きなイベントでたくさん働きたい、レースクイーンやモデルへの足掛かりとしてイベントコンパニオンの仕事を探しているというのであれば、そういった仕事を多く取り扱う大きな事務所がいいかもしれません。
イベントコンパニオンの仕事を扱う芸能事務所へ所属する、という選択肢もあります。
地方でイベントコンパニオンの仕事をする場合は、将来的にイベントコンパニオンの仕事一本で生活していくのであれば東京や大阪へ進出することになるでしょう。そうした場合は全国区の仕事を手掛けているのかなども事務所選びのひとつの基準となります。
また、自分の希望する勤務形態がかなうかどうかも重要です。週一回の勤務や一日のうちで特定の時間帯に働きたいなど、希望する働き方を実現してくれる事務所かどうかも事前に確認しておきましょう。
書類選考、オーディション
事務所に所属したらすぐにイベントコンパニオンとして働けるわけではありません。イベントコンパニオンは仕事ごとに選考があり、通過してはじめてイベントコンパニオンとして活躍できるのです。
場合によっては、書類選考後にオーディションを受けることもあります。
イベントコンパニオンの仕事は、イベントごとに担当の広告代理店などから事務所に連絡があり、
事務所はその選考の条件を満たす人材をピックアップします。ここではクライアント企業の求める人物像に合っていることが最重要視され、その人物像に合致すると判断された人物のみ書類審査に臨むことになります。
書類審査では身長・体重・スリーサイズ、服のサイズなどに加え経歴や写真の印象をチェックされます。この時点でかなりの人数にまで絞られ、厳しい書類審査をクリアした人だけが次の段階の選考に進みます。
イベントによって異なるオーディション
書類選考通過者が受ける次のオーディションの内容はイベントの規模や種類、クライアント企業によって異なります。
著名で社会的な注目度が高いイベントなどになると厳しいオーディションとなり、3次以上の選考がある場合がほとんどです。求められる容姿のレベルも高く、オーディションを受ける人数も多いため非常に狭き門となるでしょう。
逆に小規模のイベントであったり、イベントコンパニオンの数が必要であったりする場合には事務所に人選を任せているケースもあります。こうした場合の選考は意思確認程度になり、それほどシビアではないことが多くプロフィールの詐称などよほどのことがない限りは合格すると考えていいいようです。
審査されるポイントはクライアント企業やイベントによっても異なりますが、写真だけではわからない印象やプロポーション、話し方やマナー、立ち居振る舞いなどは必ずチェックされるといっていいでしょう。
場合によってはクライアント企業に関する知識や商品知識、イベントに関する知識などを問われるケースもあるようです。
オーディションの際には体調を整えて、身だしなみに気を遣い、社会人としてのマナーをわきまえた態度で臨みましょう。
イベントコンパニオンに対するあこがれや夢だけではなく、イベントコンパニオンの仕事を通して何がしたいのか、自分はどういったことに貢献できるのかを伝えられるように準備しておくことも大切です。
また特技などがあれば積極的にアピールするのもおすすめです。
女性におすすめの職業“イベントコンパニオン”で活躍するための心構え
イベントコンパニオンは、クライアント企業の顔、広告塔といえる存在です。お客様にとっては接したイベントコンパニオンの印象がそのままクライアント企業の印象となります。
そのためイベントコンパニオンは、自分はクライアント企業を代表する存在であるという自覚をもってお客様に接しなければなりません。
仕事の現場ではトラブルが発生することもありますが、どのような状況であっても、またどのようなお客様であっても不快感を与えることなく、笑顔を絶やさず明るく爽やかに接することが重要です。
ひとたびイベントコンパニオンとして現場に立ったならば、そのことを忘れることなく常に愛想よくふるまい、お客様に満足していただき、クライアント企業や製品がお客様の印象に残るよう全力で仕事に取り組みましょう。
まとめ
若い女性におすすめのイベントコンパニオンの仕事には、給料が高額なことや友人を作りやすいことなどたくさんの魅力があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
容姿端麗で人が好きであり、イベントコンパニオンに興味のある方はぜひ事務所に所属することから始めてみてください。限られた期間、そして限られた一握りの人しかなることができない女性のあこがれの職業であるイベントコンパニオンとして活躍する夢に今こそチャレンジしてみましょう。