レースクイーンのオーディションとは?オーディションの種類や押さえておきたいポイント
- 2019/12/4
- レースクイーン
レースクイーンになるには、厳しいオーディションを勝ち抜いて仕事を獲得する必要があります。ここでは、レースクイーンのオーディションとはどんなものか、またオーディションの種類やオーディションを受けるにあたって押さえておきたいポイントを解説します。
目次
レースクイーンのオーディションは数種類ある!
レースクイーンは、主にモータースポーツのレース会場で活躍するお仕事です。レースクイーンとして活躍するためには、オーディションを受けて合格しなければなりません。
レースクイーンのオーディションには種類があります。
【4輪】
・スーパーGT
・スーパー耐久
・フォーミュラカー(F4、F3、スーパーフォーミュラなど)
・D1グランプリ(全日本プロドリフト選手権)
・全日本ラリー選手権 など
【2輪】
・全日本ロードレース選手権
・鈴鹿8耐
・全日本モトクロス選手権 など
上記をはじめとして、さまざまなレースのオーディションが開催されています。
レースクイーンの募集はレースに参加するチームごとに募集されるのが一般的ですが、人気のあるチームになればなるほど厳しいオーディションとなります。またレースの開催期間が被らなければ、異なる種類やカテゴリのオーディションにも応募することも可能です。
そのためひとつの種類やカテゴリにこだわらず、複数のオーディションに参加して活躍するレースクイーンもいるようです。
レースクイーンのオーディションの流れ
レースクイーンのオーディションに応募するには
レースクイーンの募集がかかるのは整った容姿を持つタレントやモデル、もしくはその卵がたくさん所属している芸能事務所であることがほとんどです。そのためレースクイーンに応募するには、レースクイーンの仕事を取り扱っている芸能事務所に所属する必要があります。
芸能事務所ではタレントや女優、モデルなどさまざまな芸能関係の仕事を取り扱っており、タレントやモデルを目指している人がステップアップのためにレースクイーンの仕事をしている場合もあります。
芸能事務所によってはイベントコンパニオン、キャンペーンガールなどの仕事も取り扱っているケースもあるため、レースクイーンの仕事のみを希望するのであれば、所属する際にレースクイーン希望であることを伝えておきましょう。
芸能事務所のオーディションでは何十人も一度に審査する大型オーディションや、随時面接をおこなう随時オーディションの2つに分けられます。大型オーディションでは賞や順位がつけられることも多く、受賞者や上位の人には何らかの特典(デビューなど)が与えられることもあります。
随時新人を募集している事務所では随時オーディションが行われますが、どちらのオーディションでもかなり厳しい審査がなされ、誰でも簡単に通過する、というわけではありません。
随時新人を募集している事務所でもレースクイーンはもちろん、モデルやタレントなど美しさや整ったプロポーション、若々しさが求められる仕事が多いことから30歳以下などの年齢制限が設けられている事務所が多いです。レースクイーンを目指すのであればできるだけ早く活動をはじめることが望ましいでしょう。
また芸能事務所ではなく、イベントコンパニオン事務所にもレースクイーン依頼が来ます。
レースクイーンは競争が激しく、狭き門をくぐり抜けて仕事を勝ち取らなければなりません。少しでもチャンスを広げるため、レースクイーンを目指すのであれば、芸能事務所だけでなくイベントコンパニオン事務所にも登録するといいでしょう。
オーディションの流れ
レースクイーンのオーディションでは、まず事務所を経由して応募情報が流されるので、エントリーをすることからはじまり、書類審査と続きます。
書類審査を通過したら面接に進みますが、3次審査以上の回数を設けているチームも少なくありません。書類審査通過後の2次審査以降は、面接や水着を着用しての審査が行われます。レースクイーンでは露出度の高いコスチュームや体のラインがはっきりとわかるコスチュームを着用することが多いので、プロポーションが重要視されます。水着は自前であることが多いため、自分をより美しく見せる水着を探すことも大切です。
レースクイーンのオーディションの内容はどんなもの?
まず書類選考では身長やスリーサイズ、写真、経歴などが厳しくチェックされこの段階でかなりの人数にまで絞られます。
前述の通り、2次審査以降は水着を着用しての審査です。水着を着用した状態で面接官の質問に答え、自己PRをします。書類だけでは確認できないプロポーションや美しさももちろんチェックされますが、姿勢、ポージング技術やウォーキング技術、立ち居振る舞いについても厳しくチェックされます。所属のレースクイーンがサーキットで歌や踊りを披露するチームであれば、歌や踊りの審査がおこなわれることもあります。
場合によってはチームのコスチュームの着用指示が出る場合もあり、チームのコスチュームを着こなせるかどうかが審査されることもあるようです。
面接官との受け答えの内容はもちろん、言葉遣い、話すときの表情、しぐさなどもすべて審査対象です。自分が受け答えしていないとき、待機しているときの態度などもすべて審査されていると考えてください。
レースクイーンはレース会場でファンと交流したり、メディアの対応をしたりすることもあります。その際にレースクイーンが与える印象がチームの印象ともなるため、話し方や態度なども重要な審査項目なのです。
またレースクイーンは会場の注目を集める存在でもあります。いつ、どんな状況で誰に見られていても問題ない姿、態度を保っていなくてはなりません。無意識の場合でもきちんとした態度を保っていられるかもレースクイーンとしての大切な資質といえるでしょう。
レースクイーンのオーディションは競争率が高い
レースクイーンは、容姿に自信のある若い女性に人気の職業です。またレースクイーンはもともと募集人数が少なく、基本的に年間契約であるため1年に一度しか募集がおこなわれません。
異なるカテゴリのレースクイーンに複数応募するとしても、それほどの募集数はありません。そのためレースクイーンのオーディションは非常に競争率が高くかなりの狭き門となっています。
容姿端麗な若い女性に人気のある仕事としてはイベントコンパニオンもあげられますが、レースクイーンはイベントコンパニオンよりも求められる容姿のレベルも高く、イベントコンパニオンよりもかなり競争率は高いです。
レースクイーンのオーディションのはっきりとした合格率はわかりませんが、おおむね40倍程度~、人気のチームとなると100倍程度の競争率になるのではないかといわれています。
レースクイーンのオーディションで押さえておきたいポイント
ここでは、レースクイーンのオーディションを受けるにあたって押さえておきたいポイントを紹介しましょう。
レースクイーンのオーディションを受ける前に気を付けておきたいこと
レースクイーンはチームやスポンサー企業の広告塔であるため、イメージは非常に重要です。美しさやプロポーションだけでなく、普段の素行の良さも求められる仕事といえるでしょう。
近年ではTwitterなどのSNSを利用して情報を発信している人も多いですが、レースクイーンの審査ではSNSをチェックされることもあります。
チームやスポンサー企業のイメージを背負うレースクイーンのプライベートに問題はないか、普段の素行や人柄について予め審査の段階で確認しておくのです。
そのためSNSを利用している方は、普段から投稿内容には細心の注意を払うのはもちろん、ネットリテラシーを理解し身につけておきましょう。
レースクイーンのオーディション時に押さえておきたいこと
レースクイーンは、チームやスポンサー企業の広告塔として会場に華を添える存在です。そのため美しさやプロポーションの良さが重要視されますが、体型を維持できることがレースクイーンとしての条件といえるでしょう。普段からきちんと体型管理できることはオーディションを通過するためには必須です。
オーディションでは必ずといっていい頻度でチェックされるポージングやウォーキングの練習もしておきましょう。
また、レースクイーンのオーディションを受ける際には、そのチームのこと、そしてスポンサー企業のことを学んでおきましょう。モータースポーツの知識もあるに越したことはありませんが、まずはチーム、スポンサー企業の知識を身につけることが大切です。
一緒に働くチームのことを理解し、スポンサー企業についての知識がないことには広告塔として働くのは難しいでしょう。
これまでのチームの成績や、レースの結果を勉強する姿勢はオーディションで評価されるポイントとなり得ます。チーム、スポンサーへの愛や関心を普段から持つようにしましょう。
レースクイーンのオーディションから見える適正とは
レースクイーンの仕事はどのような人に適性があるのでしょうか。
注目を集めることが好きな人や撮影されたりするのが好きな人、そしてモータースポーツ、車が好きな人は楽しんで仕事ができるでしょう。ただし、基本的に屋外で立ちっぱなしの仕事なので、体力や根性があることも重要です。
またレースクイーンはチームやスポンサー企業の広告塔としてさまざまな情報を発信したりPRしたりするので、発信するのが好きな人にも向いています。
レースクイーンとして活躍する機会をくれたチーム、そしてスポンサー企業のためにチームやスタッフと一体となって一生懸命になれることもレースクイーンの適性として大切です。個人についているファンだけでなく、チームのファンも大事にできることも求められます。
チーム全体のことを考えて動ける人は、レースクイーンに向いているといえます。
レースクイーンは、厳しいオーディションを勝ち抜いた一握りの人だけが活躍できるものです。その分、さまざまな経験を得られる素敵な仕事といえるでしょう。