イベントコンパニオンとは?仕事内容や将来性など徹底解説

イベントコンパニオンは若い女性の憧れのお仕事として注目を集める存在です。華やかな衣装を身につけてさまざまなイベント会場や展示会場で活躍するイベントコンパニオンを目にしたことがある方もいらっしゃることでしょう。ここでは、イベントコンパニオンとはどんなお仕事なのか、仕事内容や給与、将来性などをご紹介します。

イベントコンパニオンとは?

イベントコンパニオンとは、イベント会場や展示会場などで製品のPRなどを行い、クライアント企業とお客様を繋げる存在です。

来場者の注目を集め、お客様にとっては企業の顔ともいえる存在なので求められる容貌やスタイルのレベルも高く、多くの女性が憧れる職業であるといえるでしょう。

イベントコンパニオンは多くの場合、事務所に登録し、お仕事が紹介されます。お仕事はイベント単位でのお仕事が多く、主に1日~3日程度の短期のお仕事が多いようです。

イベントコンパニオンの仕事内容とは

実は、一言でイベントコンパニオンといっても、さまざまなお仕事がありますので、展示会やイベントで活躍するイベントコンパニオンの仕事内容について、詳しくご紹介しましょう。

商品のPR

商品の横に立ったり、商品を実際に手にしてお客様に製品をPRします。興味を示したお客様には詳しくその製品の説明を行う必要があるので、事前にしっかりとした製品知識を学んでおきましょう。

実際にお客様を接客するため、好感度を与える話し方やセールストークのスキルなども必要になります。また、お客様にはさまざまな方がいらっしゃいますので、どのような状況でも対応できる臨機応変さや、高いコミュニケーション能力も求められるでしょう。

サンプリング・カタログ配布

製品のサンプルやカタログをお客様に配布するお仕事です。サンプルやカタログを受け取ってもらうために、できるだけ多くのお客様に自らお声掛けする積極性や、お客様の興味を引く話術が必要でしょう。

サンプルやカタログの数が限られている場合は、製品に興味がありそうなお客様を見極める洞察力も求められます。

アンケート業務

製品を体験したお客様や、製品説明を受けたお客様にアンケートを実施するお仕事です。ここでも笑顔で好感度を与える話し方や回答を引き出しやすい質問の仕方といった、コミュニケーション能力が問われます。

受付

展示会のブースで受付のお仕事がある場合や、セミナー・学会・新製品発表会・株主総会などでもコンパニオンは活躍し、受付業務もコンパニオンの業務の一つとして多く稼働しています。どのようなお客様であっても笑顔で、丁寧な対応が求められます。

イベントコンパニオンが活躍するイベントとして有名な展示会としては、東京ゲームショウやモーターショー、アニメフェア、おもちゃショー、コミックマーケットなど多岐に渡る展示会があります。

会場は東京ビッグサイトや幕張メッセ、東京国際フォーラムやパシフィコ横浜など大きなイベント会場を中心に、渋谷109の店頭イベントスペースやショッピングセンターのイベントスペースなど様々です。

その他に、新製品発表会や各種キャンペーンなどのイベントでもイベントコンパニオンは活躍しています。

イベントコンパニオンの気になる給与は?

憧れの職業であるイベントコンパニオンの給与相場とはどんなものでしょうか。お仕事内容とともに気になるポイントといえるでしょう。

イベントコンパニオンの給与はイベントごとの単発のお仕事がメインになるので、日給で考えるのが一般的です。

イベント内容や稼働時間などによっても異なりますが、概ね12,000円~20,000円程度の日給がイベントコンパニオンの給与の相場だといわれています。

外国語(英語・中国語・韓国語)の特別なスキルがあれば、単一言語(日英や日中など)の場合15,000円~、トリリンガルなどは20000円~25000円が相場となっています。

イベントコンパニオンの中心年齢層は20代女性ですが、同世代の女性がアルバイト・パートとして働くことの多い販売や飲食業の日給と比較すると高額だといえるでしょう。

イベントコンパニオンの将来性とは

1980年代後半から1990年代初頭のバブルの時代がイベントコンパニオンの全盛期であるといわれています。

現在もなお、イベントが企業の宣伝方法として重要であることは変わりありません。

世間からの注目度が大きい大規模なイベントや展示会などでは、イベントコンパニオンが必要とされるため、一定のイベントコンパニオンの需要は継続していくものと見られています。

イベントコンパニオンの引退後は?

イベントコンパニオンで活躍した方も、30代半ばにもなると引退の時期になります。引退後はイベントコンパニオンとしての現場経験を活かし、営業や接客など幅広い分野に転職するチャンスがあります。なかには、自らイベントの運営会社をはじめる方や、イベントコンパニオンの仕事でつながりのあるスポンサー企業に入社する例もあります。

ほかにも20代のうちにナレーションやMCの勉強をし、イベントコンパニオンよりも長く働けるナレーターや司会業へ幅を広げる方も多くいらっしゃいます。

仕事内容や給与面、将来性や引退後のキャリアなど、イベントコンパニオンとはどういうものかお分かりいただけたのではないでしょうか。イベントコンパニオンに興味のある方はまずは登録してみてはいかがでしょうか。

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